すーぱーふぃくしょん

俳優おたくの戯言(だいたい惚気)

ボイメン田中俊介くんの「恋のクレイジーロード」と「ダブルミンツ」を見てメロった話

知ってる?キャワワの顔を見ながら食べる米って甘いんだよ。

 

日本の名字ランキング4位と言われる「田中」界のsuper nova。もはやレペゼン田中といっても過言ではない田中俊介くんが所属している名古屋の町おこしエンタメ兄ちゃん集団 BOYS AND MENを生で拝見してからはやいもので3週間が立とうとしています。新曲「炎・天下奪取」ももうじき発売ですってよ!

最高にクールでキレのある顔立ちをしたかっこいい枠の人に会いに行ったら、初現場にしてその人がグループ1かわいい枠だと気づいてしまった。ぼかぁおたくとしての勘がいいんだ。

顔がかっこいい人に対して「可愛い」と思ってしまったらそれはもう後戻り不可能というのが持論なんですが、多分何かしらのおたくというものは「可愛い」を見つけてしまうセンサーが過敏なんだろうなあ。

 

 
そんなわけで最近自分の中でアツいBOYS AND MENという名古屋の町おこしお兄さんグループの、顔が最高担当であられる田中俊介くん主演の映画を立て続けに見ました。
「恋のクレイジーロード」と「ダブルミンツ」についての主観と感想です。

名古屋、東京での公開を終え、今週から大阪で上演されているそうです。

(※名古屋シネマスコーレでは9/8〜9/14まで「恋クレ」「ダブルミンツ」併映だそうです。9/29〜神戸で9/29より元町映画館さんにて1週間上映)
思いっきりネタバレというか内容に触れますので、知りたくない!という方は注意。

 

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「恋のクレイジーロード」
▼あらすじ


静かな田舎の一本道を走るバス。乗り込んできたシャベルを抱えた不気味な女装男は殺人鬼だった。さっそく乗客の一人の頭を叩き潰した女装男は運転手に言い放った −−–「とめたらアカン。赤信号でもレッツラゴーや」---女装男の目的は、乗っていたチューヤとスミレのカップルだった。「うちな、チューヤンに一目惚れして、キチガイになってもうたわ!」強引にチューヤと結ばれようとする女装男。乗客たちを巻き込み、バスの中は阿鼻叫喚の地獄絵図となりながら走り続ける!果たしてこの恋のクレイジーロードの行先やいかに!?


田中俊介くんは多重人格の殺人者という役柄を演じています。

 

上演時間18分の短編作品。
「超エドガーケーシー」というホームビデオ風の短編映画と、「恋のクレイジーロード」、「メイキング恋のクレイジーロード」の3本が基本セット。今回行った渋谷アップリンクでは、上記3本に加えて日替わりで同監督の過去作品を上映してくれるシステムでした。
私が見た日は『シネマ狂想曲~名古屋映画館革命~』をやっていました。
名古屋のミニシネマ、シネマスコーレ副支配人坪井篤史氏に密着したドキュメンタリーです(これが本当に、めちゃくちゃ面白かった)。とにかく映画に対する熱意や愛情や造詣がえぐい深い方で、田中俊介くんとは東海テレビで映画についての番組に一緒にご出演されているという縁がある方です。

 

▼この作品が出来た経緯
ダブルミンツ」を見た白石監督がとにかく田中俊介という俳優に惚れ込みまくり、"他の監督たちに取られる前に自分が彼と映画を作りたい"という意気込みでオファーされたようです。動機が純すぎる。熱い。
そして前述のシネマスコーレ副支配人の坪井さんと二人で、「田中俊介という俳優に気づいてない映画界は損してますよ!」「ほんと損してる!」と興奮しながらまくし立てて話す様子はおたくのそれだったので笑いました。
そして「見つけた!」というときめきに染まっていたのやはりおたくのそれだったので笑いました。
クリエイターが「人」に惚れ込んで出来たものってすごく熱量があって、独特のギラつきや粘度があるので好きです。

 


▼「恋のクレイジーロード」感想
"世界にふたりぼっち"カップルの話です。
中田宙也という多重人格殺人鬼と、彼が愛するすみれという絶対的女性。
ふたりが大きなトランクを抱えてバスの後部座席に座っています。
わらべ歌を口ずさみながら窓の外を眺めるすみれと、そんなすみれを慈愛の表情で見つめる宙也。
「通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこの細道か」

 

途中、小さな鳥居の前を通過する時にシャベルを手にした女装男が仁王立しているのが映る。
宙也とすみれの視界にはこの時点ではまだ女装男は映っていないのかな。

 

いくらか道を走った先のバス停で女装男が乗り込んでくるシーンの緊張感と言ったらないですよ。すごい怖い。自分が乗客だったらほんと絶望する。
すみれは基本的に感情があまり表に出ない(何かを抱えている)ような女性なのですが、この時ばかりは本当に怖がっていて、宙也は大切な彼女をずっと守ろうと気にしています。


短編映画って過不足無くつくられているというより、情報が不足していることのほうが多いと思うんです。でもその"不足"は決して悪い意味で不足しているというわけでなく受取手の想像力にまかせてくれていたり、想像力を膨らませてくれたりしつつ、その不足部分にどれだけ思考を巡らせることができるかという部分も含めての面白さを感じています。癖になるというか。一晩明けてみて「ああもう一回見てみたいかも」と思うような感じです。

 

「恋クレ」もわからないことだらけなんですよ。女装男はいつどこでチューヤに一目惚れしたのか。すみれとチューヤの出会いは?なんで女装男はすみれの名前知ってるんだっけ?女装男、そんなすぐチューヤのことあきらめられるの?暴力的なのに意外とうたれ弱いな?とか。

ただ、分からないなりに18分間の疾走感、絶望感、恐怖心、そして誰かが誰かに恋をするということ、夕陽が心を震わせること、世界にふたりぼっちの当事者にとってそれは希望だということなどを感じとれるし、この作品を知れてよかったなと思いました。


もしかしたら、女装男は宙也とすみれがどこか別の世界から召喚した、人ならぬ存在なのかもしれません。
「通りゃんせ」をうたったことにより、鳥居という"神域と人間が住む俗界を区画するもの(結界)"から誕生したのが女装男だったのかなぁ。

 

「とおりゃんせ」
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細通じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ

この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ

 
一緒に乗り合わせていた乗客が恐怖で騒ぎ立てるのにブチ切れた女装男が「人の恋路を邪魔するもんは 何人たりとも通しゃんせ」というのにすみれがハッとするシーンがあります。
「とおりゃんせ」の歌詞が単純に七五三応援歌という意味だけでなく神隠しとかスパイ云々を示唆させるなど様々なミステリー的解釈があることもあって、やっぱり異世界トリップ的要素が入ってるのかなあと思いました。

 

宙也とすみれは依存し合っているカップルで、彼らの世界もふたり=ふたり以外という「内と外」に分けられているし、多重人格である宙也自身の人格もまた「内と外」にわかれています。
女装男が内の世界のものか、外の世界のものかはさておき、宙也がはっきりと「俺はすみれのものだ」「チューヤンって言っていいのはすみれだけなんだよ」と言い放ち、女装男を拒絶した瞬間に、女装男の目からこぼれる大粒の涙は本物だったと思うし、彼が"宙也に恋をした"のは紛れも無い真実だったんだと思います。ストッキング履いてるあたりめちゃくちゃ女子だなと思うんですよ。だってストッキングの中は普通の黒ボクサーだったし、髪の毛はヅラだったことがあとでわかるし、このリアルと非リアルゴッチャゴチャになってるのがまた良いなって。

 

"覚醒"後の宙也によって女装男が「バス」という内の世界から締め出されて、夕陽をバックにシャベル掲げて叫ぶシーンは「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスと重なるんですが意識されてるのかな。
めちゃくちゃ良いシーン。

 

あと「通りゃんせ」って青信号の時に流れるBGMのイメージがあるので、「赤信号でもレッツラゴーや」という女装男のセリフの妙が効いてるなと思ったり。

 

結局ふたりが抱え込んでいた大型キャリーの中は「検閲事項です」だったりして彼らがなぜバスに乗っていたのか、どこへ向かっているのかを知ることになるのですが(闇しかない)、すみれがもたらす希望の灯が宙也にとってどれだけ救いなのか、すみれという存在が宙也にとってどれだけ絶対なのか、最後の宙也の笑顔と頬を伝う涙に現れていたんだと思います。
この時の宙也の涙が演技プランになかったもの=その時その場の田中俊介くんの演技で初めて生まれたものだったそうで(そのあとのすみれの演技も自然と変わったとのこと)いやほんと何て俳優なんだろうと思いました。

 

あとほんと"覚醒"する時の宙也がやばい。
主題歌 KING BROTHERS「No Want / 何も欲しくない」がもうめちゃくちゃサイコーに爽やかな(?)気持ちにさせてくれるのもあってエンドロール見てる時の感情のぐるぐる感が心地よかったです。

youtu.be


フィルムコミッショナー小泉さんへの感謝の気持ちなのか、女装男が乗り込んでくるバス停が「小泉」だったり白石監督の遊び心や愛情だったりがメイキングで垣間見えたのも良かったです。あとやっぱバスロケ(しかもスケジュール1日)ってすごく大変そうだなって。

 

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▼「ダブルミンツ」感想

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この映画を坪井さんと白石監督が見た事が全てのきっかけであり始まりだったそうなんです。
俳優として映画好きや映画監督を惚れ込ませたってことですね。
で私も「恋クレ」より先にダブルミンツを見たんですけど、まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーほんとよかった。

 

ダブルミンツも世界に二人ぼっちの物語ですよね。驚異的圧倒的倒錯的な共依存
宙也とすみれが一人ぼっちと一人ぼっちが出会って二人ぼっちになったとしたら、ダブルミンツのミツオとみつおはもともと一つだったものがこの世で二人に別れたからお互いを求めあってる系の二人ぼっちです。

 

白石監督が田中俊介君を「ナルシズムがない。映画のためだけに存在してくれる」と言って褒めていたんですが、恋クレしかり本当にナルシズムがない。かっこよく見せようとかそういうものがなくて、ボロボロだし何もかもさらけ出すし、時に獣であり、ただそれがもう凄まじく美しい獣なんですよ。狼って色気あるじゃないですか。そんな感じです。

 

原作にはないシーンなんですけど、ミツオ(淵上泰史さん)とみつお(田中俊介くん)がセックスしたあと寝転んでる構図がミケランジェロの「アダムの創造」だったり象徴的になってるのが映画的に美しいなーって思いました。
この辺でミツオとみつおがいちゃついてるシーンが特に最高にエロくて好きでした。


ダブルミンツってミツオとみつおが体を重ねたりという直接的な描写はなく、キスシーンが多いんですけどそのキスシーンがどれも全部最高にいいんでしょ。もうほんと最高なんですよ。

 

俊くんのファンになって初めて見る映像作品がダブルミンツですごく刺激が強かったんですけどもう本当に最高なんですよキスシーンがね、天才なんですよ。何度も言うよ。最高だったんですよ。

 

一発目のキスシーンが予想してない瞬間での不意打ちキスシーンだったものでもう、え。え、e、あ,a oh。aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaえ、あ、ちょっと、、ま、えっちい。ギェーーーーーーーーーーーーーーーーーー。って感じだったんですよ。あ、みつおくんてそっち側。いやミツオがそっちがわなんだ???へえ、明日美子せんせーなら「そう」か。っていう。

 

うわチューする時のみつおの唇のかたちかわいすぎる;;;;;;;いやみつおくんダメだよそれはダメ、だ、ダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアーーーーーーーーーーーーーー。アーーーーーー………………。

 

 

いやなんか……。初めてしっかり見る田中俊介くんの映像作品がダブルミンツって濃すぎない?っていう。役作りからかめちゃくちゃ痩せてることもそうなんですけどほんと色気がすぎょいんですよ。

 

ミツオにブチ切れるみつおが「俺のこと怒らせて 俺にひどいことしてもらいたかったんだろ。このヘンタイ」っていうシーンとか声がエロすぎるんですよなんなんですかどこから出てるんですかその声は天才ですか天才ですねって感じなんですよ。田中俊介くんの顔からCV田中俊介の声がするの天才なんですよ。神ってばスゴイことする。

 

恍惚の表情とか暴力性が溢れる表情とか不安な時の表情とか顔に出さないけどミツオがそばにいること許してる時の表情とかなんなら癒やされてるんだろうなって表情とかキスを受け入れる時のなんでもない顔とかミツオの心配しちゃう表情とかほんと全部最高なんですよ。なんでこんなに最高なのか。わたしが田中俊介くんの顔が好みだからですか?多分それだけじゃないでしょう。

 

みつおってもう鋭いながらも脆い刃のような危なっかしい存在ですが、田中俊介くんのお芝居によって切り刻まれた太刀筋があまりに鮮やかだったので痛みを感じると同時に心地よくなっちゃった感じがします。

 

最後「俺と一緒に死ねるか」ってセリフ、これプロポーズだよ!!!!!!プロポ
ぷっ、ぷ、プロポーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(絶命


って感じでした。あとこれ原作読んで思ったんですけど、みつおがどれだけミツオをいじめていても「顔」に傷はつけなかったのには意味があるんですよね。
「顔を傷つけたら責任とらなくちゃ」っていうみつおなりのけじめがあったらしくて。

だからこそ、ミツオがナイフで自分の顔を傷つけることってめちゃくちゃ意味があると思ったんですけど、「顔を傷つけたら〜」のセリフが映画にはなかったのでちょっともったいない気がしました。
堅気には戻れない、っていう意味もあるからいいのか。

 


田中俊介くんが顔が最高担当であることは言うまでもない事実真実現実なんですが最高なのは顔だけじゃないんですね。

 

ブログによる近況報告アンド仕事告知の仕方が最高なんです。すごいんですよ毎日更新してくれる。
しかも自分で撮ったであろう写真に手書きのコメントまで入れてくれててその時とニコちゃんマークがめちゃくちゃかわいいんです。可愛い。ああかわいい。

 

毎日ブログ更新してくれるような人を推したことがないので、毎日朝を迎える喜びが増した気がします。ほんとすごい。朝が来た。希望の朝だ。なかなかできることじゃないし、すごく嬉しいし、可愛いし、何より田中俊介くんがすごく映画を愛していることがわかって楽しい。

 

彼がパンフやブログでも度々語ってくれています。「まずボイメンありき。その一人というのが一番に考えている。名古屋から全国、世界へ行くためのひとつとしての役者・田中俊介です」「役者の田中を見てくれた方がグループ活動もやってるんだと知ってもらえる。僕が役者を頑張りたいというとみんなが支えてくれるし、僕ができないことを他のメンバーがやってくれる。みんなのためにも僕はルートを作っていかないと。それを広げていきたい」「僕はとにかく映画が好きなので、これからも映画を愛していく」
と。推せみがすごい。わたしが推しを好きなのも、こう言うスタンスがありきの愛情深い人であることが一つあるので、多分わたしはこう言う人が好きなんだと思います。

 

俊くんが思い描いているルートをわたしは思いっきりどストレートに歩いているなあと思ってすごく嬉しくなったというか、新規ファンにとってすごく嬉しい肯定の言葉で幸せになりました。

 

 

実際にボイメンの現場に足を運んだのは、はてブのボファンの方きっかけでしたが、役者としての俊くんを知ることでよりどっぷりずっぽりバッチリ心を掴まれた感じです。
俊くんが思ってる道筋に自分が乗れたこと、俊くんが考えて実行してることが自分の琴線に触れたことが、すごくすごく嬉しいそんな今日この頃です。
ぼかぁおたくとしての感度がいいんだ!

 

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描いた。結構似てるんじゃん!?!?!?!(自画自賛

 

 

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恋クレメイキングで、他の役者さんが喋ってる時にすーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっごく嬉しそうににっっっっっっっこにこで拍手してる俊くんが可愛すぎdeath!!!!!!!!